にっかつ AVメーカーの新品・中古DVD一覧

学生時代の葬儀に参列したTVディレクターの加藤と妻の雅子。帰りに昔馴染みの店に立ち寄ると、同じく仲間で作詞家の徹とその若い恋人の理子と、ばったり出会う。徹は加藤の家で飲み直し、雅子を誘惑するが、ふと興が冷めたかのようにゴロリと横になる。身体を火照らせた雅子が加藤とセックスする声を聞きながら徹は家を後にし、理子は帰っておらず、妹の由子がいるばかりだった。理子の勤め先の図書館に現れた徹は、自宅に連れ帰ってアパートに帰らなかった理由を問い詰めるうちに、乱暴に組み敷き無理やり襲ってしまう。

打ち捨てられた無人の映画館。ひとり現れた美○女が映写するフィルムは、SM地獄絵巻だった。「生贄夫人」（74）の花嫁姿で後ろ手に縛られ、キリキリと吊るし上げられる谷ナオミと、浣腸されて犯される東てる美。「団鬼六 OL縄奴隷」（81）からは、麻吹淳子が赤いセル・フレームの眼鏡と赤いガウンを脱いで、シャワー・シーンが始まる。逆恨みした青年がさらってきた彼女を友人と二人で倉庫の密室で緊縛し、身体中を洗濯バサミで挟んで虐め抜く。

夏の陽光がきらめく漁師町。網元の一人娘で女子大生の由美は、久しぶりに東京から戻り、海女たちと一緒に漁に出たりしていた。同じ頃、町では修司というワケあり風の青年が民宿で過ごすようになった。そして、東西観光開発の依頼を受けた松永不動産が、地元の若者・順平を雇うなどして漁業権や海岸一帯の土地の買収に乗り出していた。社長の松永は多額の負債を抱える網元の剛三に金を融通し、次の町長選挙の後押しをする代わりに全権委任状を渡すように持ちかけた。返事を渋る剛三だが、旅館に長逗留している香織との再婚話や、娘の留学の話などが持ち上がると松永を頼ってしまう。松永の密かな陰謀は着々と進行していくのだった。

昭和初期。没落士族の娘・浪路は、父の借財代わりに山間にある村の大地主・笠井の許に嫁ぐ。SM嗜好の笠井にとって、浪路は格好の獲物であった。床いっぱいに広げたあぶな絵を見せながら、それと同じことを実演。太縄がキリキリと下半身を締め上げる。そんな日々にたまらなくなった浪路は、この家で唯一信頼できる小間使いの信吉に、一通の封書を託した。それは、かつての恋人・吉野に変わらぬ想いと、今の窮状をしたためたものだった。だが、吉野からの返信を、嫁ぎ先から帰省していた笠井の妹・秋子が発見。怒り心頭の笠井は浪路と信吉を折檻する。檻に閉じ込め、裸体で馬に乗せ引き摺り回し、庭に立てた十字の柱に磔にする。すると、そこへ吉野が現れるのだった。

長谷部安春監督による凄まじいバイオレンス描写の中で、ベートーヴェンの楽曲が時に悲愴に、時に嵐のように劇的に響く。主演は小川亜佐美。スレンダーな体で激しい濡れ場を熱演している。

ロマンポルノを代表する女優・宮下順子が欲求不満に陥った人妻を好演。宮下の姉役には白川和子が扮し、団地妻シリーズで人気を博した歴史的女優が共演、初期ロマンポルノの傑作。

都会の公園で知り合った男と女が、苦境に追いつめられながらも、必死に愛し合う姿を描く。小沼勝による切なくて美しい愛の名作。

ストリップ劇場の楽屋では、踊り子たちが和気あいあいと過ごしていた。その中に、ストリッパー・チェリー水沢の姿があった。彼女はまだ若い酒田をヒモにしていた。暴力沙汰で服役していた情夫の織田が出所してきたが、酒田との関係を続けていた。ある日、チェリーと酒田が二人でいるのを目撃した織田は激昂して暴れまくり、チェリーを傷つけた。織田は逃げ出した酒田を交番にまで追い回した末に、殺人未遂で逮捕された。チェリーは傷ついた肩に自ら刺青を彫るのだった。後日、へこたれることもなくチェリーは張り切ってステージでショーを繰り広げた。客席で自慰にふけっていた若い男に声をかけ、ステージにあげて生板ショーを披露する。客席は大盛り上がりだ。だか支配人は激怒、楽屋で怒鳴りつける。それを見ていたストリッパーたちは憤慨して、全員が荷物をまとめて出ていこうとするが・・・。

土曜の夜のディスコ。フロアでは半裸の男女たちが大音量のロックン・ロールに腰をくねらせながら、ひたすら踊り狂っていた。その光景に圧倒されながら見つめている一人の少年がいた。補導の手入れがあるとのアナウンスが入り、○成年の少年○女たちはしぶしぶ店を出て行く。少年は、やはり店を出て来た○女と意気投合、そのまま同伴喫茶で夜を過ごすことにした。○女は性体験をあからさまに話す。少年は出会ったばかりの○女の発育した体を愛撫し、膝の上に乗せ突き上げるのだった。○女と別れて公園で朝を迎えた少年は、ホコ天で踊る竹の子族に出くわす。鮮やかな衣装に心を奪われて、竹の子族用の赤い衣装を万引きしようとした。だが、その様子を若い女に見られてしまった。「へたくそ」。女は服を少年の紙袋に放り込み、店を出ていく。少年は女をつけていった。

高塚ルミ子は、法文大学に通い学生生活を送る一方で、夜はバー・カサンドラの雇われマダムとして働いていた。男たちとも気軽にセックスを楽しむ彼女だが、妻子ある早坂との不倫関係には特別な想いをもっていた。ある日、ルミ子の高校時代の友人で、地元岡山の聖蘭女子大で考古学を専攻している涼子が、法文大学の交換ゼミナールの為に上京してきた。涼子の泊まるホテルの部屋で二人きりになると、ルミ子はシャワーから出たばかりの涼子にじゃれつくようにちょっかいを出した。かつてレズ関係にあった二人は肌を寄せ合い、涼子はルミ子の久しぶりの愛撫にうっとりと感じていくのだった。法文大学に赴いた涼子は、史学助手として働く本堂と出会った。教授に紹介すると言い含められ、犯されそうになるがその場はうまく切り抜け立ち去ろうとした涼子に、本堂は「君はあさっての夜ここにかならず来る」と不敵な笑い浮かべながら言うのだが・・・。

冴子(赤坂麗)と典子(小田かおる)の姉妹は、会社を経営する父親名義のマンションで一緒に暮らしている。妹の典子は出版社に勤務。同僚で大学時代からの恋人・佐久間とは慣れきった関係になっていた。食品研究所に勤める姉の冴子は、上司の吾妻と不倫関係にあった。愛欲に満ちた日々を送る冴子に対し、典子はどこか反発する気持ちでいた。ある日、典子はマンションに一人で居ると、冴子のかつての恋人・村上が貸していた本を返して欲しいと訪ねてくる。何気なく、冴子の話をするふたり。彼女への想いが冷めていない村上は、逆上するかの様に気が昂ぶる。典子は村上に押し倒され、犯されてしまうのだった。

進堂発人は東大を目指す予備校生。短大生のリカ(芽樹あやこ)にぞっこんだが、彼女の方はいたってひややか。東大卒のエリート商社マン・馬場阿里が彼女の本命らしく、4浪中の発人は即効撃沈。父の佐馬人に勉強しろとどやされてもやる気は起きず、部屋にこもってエロ本をみてはイライラ＆モンモン。夜になると父と若い義母のあけみ(志麻いづみ)のセックスを覗き、シコシコとやり過ごしていた。ある日、リカが阿里と結婚すると聞いた発人は怒りと欲望が爆発。屋外にもかかわらず、彼女に襲い掛かるが、すぐに警官が登場。発人は慌てて逃げ、地価水路を経て路上に出ると、そこは豪邸の庭。ガラス張りの部屋の中にいるレオタード姿の女に見とれていると、使用人に見つかり頭を棍棒でぶん殴られて・・・。

東京新宿。薄暗い街の一角にあるバー『チューリップ』を営む明美は、客の淫らな欲望を店の屋根裏部屋で満たせていた。客にサービスするのは通称カナリヤ(山科ゆり)という○女。店の用心棒で明美の情夫の小沢は、そんなカナリヤと客の愛戯を覗き見していた。ある日、明美は呼び込んだ若い男・坂口一夫(風間杜夫)と口論になった。数時間前、金持ちの石本家に押し入り、銀行通帳を奪うと同時に、結婚間近の娘・冴子を強姦していた一夫はいきがった。だが、小沢にあっという間に叩きのめされ、店の外に放り出されてしまった。翌朝、カナリヤは店の前で倒れ込んでいた一夫を部屋に連れ込み、優しく介抱した。二人の関係は次第に緊密さを増していく。

女校生の冴子(東てる美)は従兄の保に想いを寄せていた。ある日、保が雪山登山で遭難事故にあい、入院した。冴子が見舞いに行くと、保は強引に彼女の体を求めた。彼女は激しく拒んだ。その夜、彼女は保に体を捧げることを決心し、再び病院を訪れた。だが、保は外出し、サパークラブに向かった。冴子は彼について行った。店内にはホストの知也といちゃつく有閑マダム風の美紀(珠瑠美)がいた。保は冴子をよそに美紀と店の倉庫に入り、互いの体をむさぼりあった。客を奪われ憤慨した知也は、二人の濡れ場を冴子に覗かせた。ショックを受けて、飛び出す冴子。やがて、知也に誰もいなくなった倉庫に連れ戻されると犯された。冴子は処女を失った。一方、保は美紀と同乗した車で事故を起こし、死ぬ。美紀が保を置き去りにしたことを知った冴子は知也の協力を得て、美紀への復習を準備する。

日向みさは、ミス城南、クラス委員、そして陸上部のホープとして皆の人気者。みさは柔道部の明美、新聞部の佳江と特に仲が良かった。下校の途中、みさ、明美、佳江を城北高校のスケ番たちがとり囲む。リーダーの富子の合図で乱闘となり、みさに危険が及びそうなその時、薄汚れた学生服を着た男が飛びこんで来た。「俺の名は桂木竜、特技は強姦」と言うやいなや富子を押し倒す。翌日、なんとみさのクラスに竜が転校してくる。竜は各地の高校を転々とし、少年院から出たばかりだった。竜は同級生を強姦しようと、狙いはじめるのだが・・・。

9月9日、看護婦の涼子は往みなれた寮からアパートへ引越した。翌日、涼子の勤める病院の院長の義理の息子、枝川先生が彼女の部屋にやってきた。そこへ友人の恵美が遊びにきて、二年も続いた二人の秘密の関係がバレてしまった。9月12日、涼子は枝川から妻にバレてしまったから別れたいと言われる。クールに振る舞ったが、心底がっかりする涼子。 その後、数日たっても元気の出ない彼女を、向いのアパートに住む浪人の津川訪ねてくる。津川は、浪人を諦めて故郷に帰る前に、一目惚れしていた涼子に挨拶にきたという。涼子は寂しさのあまり津川とドッキングしてしまう。

ロマンポルノ45周年記念・「ロマンポルノ・シルバープライス2000円」シリーズ。