良一は信用金庫の金を横領して巡亡中、可奈に古びたホテルを紹介されて泊まった。女主人の蘭子は上品で美貌だった。夜、女の悲鳴がしたので良一が洋間を覗くと蘭子と可奈が緊縛の性戯におぼれていた。このほかこのホテルには不気味な出来事が続き、果てには二人が殺され札束が散乱している様子を見て良一は逃げだした。だが、その殺人事件もウソだった。蘭子と可奈には何か謎が隠されているようだった。型破りの俊鋭北川徹が自作のシナリオを演出したこの作品は山間の不気味なホテルを舞台に、公金横領犯人と女性推理小説作家、その秘書が繰りひろげる変態の痴戯を執拗なまでに描く異色の愛欲ドラマである。
TM-LDDV-10118|新東宝映画|64min|DVD|2018-04-20|中古:1,280円(税込)|映画館で映写技師している勝三は、ある日スクリーンを見て顔色を変えた。顔色を変えたシーンとは、女子○生を強姦するシーンで、そこに出演していた男の太股に赤い蛇の刺青があったからだ。同じ刺青が勝三にもあって、しかも彼は、12年前に女子○生を強姦して絞殺、捕まらず現在にいたっている。その映画の配給会社に問い合わせて、その映画のことについて調べてみると、映画の脚本は、あるOLが幼い頃に目撃した事実を元に書いたものだということだった。勝三は、過去の犯罪の露見を恐れ、その女を捜し出し、その女を狙うのだが・・・。
TM-IFD-180|インターフィルム|61min|DVD|2010-07-02|中古:2,380円(税込)|