絞め跡に嘲笑い斑に咲き殻
三月ルイ・春乃まゆ・春うらら・浅井舞香・渚めい
絞め掌の強弱で彼女の喉から掠れた呼吸音が紡がれる。その音は振動となって浮き出た血管を震わせる。彼女は目を見開いて僕に何かを訴えかけた。その眼球はまるで小さな兎のように紅く、定まらない焦点を虚空に漂わせている。僕は鼓動の早まりを感じ、彼女が奏でる呼吸の調べに終止符を打った。
SM・縛り